座学

2023/12/04 木材利用

座学

林産試験場から講師を複数招いての授業。

木材利用 木材建築 建築材料としての木材の性質

A.技術士資格の薦め
・講師が技術士を取得したらしく、1次試験、2次試験の概要を説明
 「森林土木」の取得者が多いようですが、「森林・林産」で取得した模様。
 二次試験の筆記の対策は、過去問で書き方を学んで、白書などで情報を色々詰め込んで
 時事ネタに対して、詰め込んだ周辺情報から記載する。

B.木材を建築に使う意義
・すべてを木材にする必要はない(例:旭川駅舎)
  壁や屋根に温かみがあり、旭川家具も配置して座るとかも優しい感じ
  冬の寒い日に、誰も座っていなかった椅子に座っても冷たくないのがいいよね
・意義
 ・軽さ、強さ、施行性、CO2排出、入手性、音響
 ・木材そのものの良さ:見た目、指向、触覚特性
 ※人間は猿の頃から樹に住み、木を利用して生きてきた。木に親しむ性質あるんじゃね。
・辺材と心材
 辺材:柔細胞が生きている
 心材:柔細胞が死んでる
  強度は変わらないが、着色が濃い所ほど、防腐・防蟻性能が向上
  ただし、未成熟材は繊維の傾斜角が大きいため、ヤング係数が小さい(カラマツは特に

C.炭素貯蔵量と排出量

計算式により上記の値は異なる。一例ね。

画像:
林野庁 第1部 第3章 第2節 木材利用の動向(1)

C.木造建築の主な工法
・在来軸組工法
 土台→柱・梁・桁→小屋組→壁・床
  屋根が先にできるため、雨に材がさらされる時期が少なくなる。歴史的にいい感じ。
  ただし、床が後回しのため鳶が落ちるとか危険。
・枠組壁工法(いわゆるツーバイフォー工法)
 土台→1階床→1階壁→2階床→2階壁→小屋組。
  床から作るため安全性が高い。
  壁・床パネルを工場で組み立ててから現場搬入し、クレーン組み上げもある。
・木質パネル工法(積水ハイム)
 工場で床・壁パネルを工場で製作してから現場で組み上げる。
  性能安定。施工期間短縮。省力化。
・丸太組工法(ログハウス)
 大きな角材・集成材を用いてもこの工法に含まれる。
  部材の乾燥収縮(ボルトのゆるみ)とかに注意。
  収縮により、横に並べた丸太が下がってきて、窓やドアが歪み開かない。という問題が…
   事前に上部に隙間を付ける。

D.木造建築と力の関係
・方向
 ・縦
  重力:様式で決まる
  荷載(家具等):用途で決まる
  積雪:地域で決まる
 ・横
  風:水平投影面積に関係する
  地震:建物の重量で決まる

木材利用 木材建築 工法の種類・建築性能

A.木材建築とは
・構造耐力上の主要な部分に木材を用いる構造
・木造建築の工法 1個目の授業と同じ感じ

B.耐震模型作り

紙で作成耐震模型。
構造耐久力の向上について、体感してみよう。
筋交いを入れると全然違います。

名古屋大学 紙ぶるる
ダウンロード可能

C.木造建築に求められる性能:建築環境
・熱環境:断熱性能: 比率例 断熱材(0.022)、木材(1)、コンクリート(10.6)、鋼材(353)
  接触温熱感に優れる
   再度「冬の寒い日に、誰も座っていなかった椅子に座っても冷たくないのがいいよね」
  木製フローリング→適度な硬さ・柔らかさ・冷たくない→歩きやすさ・怪我防止
・空気環境:
 木材は接着剤を使用していることが多い。揮発性有機化合物の発散量に制限が掛かっている。
  が、家具からも出るから、原則、全ての建築物は24h換気システムなどの設置が義務付け
・音環境:遮音、吸音、防振
 ・重量衝撃音(ドンドン):厚さで防止。一枚板より二重にするとか。
 ・軽量衝撃音(コンコン):絨毯等の柔らかいのを敷いて防止。
 ・CLTは一枚板のため、重量衝撃音は通しやすい。二重にするような部材でもないよなぁ。。。

D.まとめ
・木材はパーフェクトな材料ではない。いかに長所を活かすか。
・建築において、鉄やコンクリートと並ぶ選択肢のひとつ。
  最近、木材が選択肢に増えてきた

木材利用 木材建築

A.CLT、パーティクルボードの製造
 林産試験場の中を歩いて、見学/体験

1mぐらいの皮むき器
30cm四方の3層CLT
ファイバーボードの原料(アカエゾマツ

B.CLTについて
・日本で8カ所しか作れない

感想
A.作り方自体には興味がないなぁ。
 作るための素材の条件(作るための素材の作り方)。という方が興味ある。

コメント

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