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2024/01/15-18 木材流通コーディネート

座学

冬休み中ですが、選択授業に参加です。

木材流通コーディネート 木材JAS規格 素材、製材、工場見学

製材の確認

日本農林規格(JAS:Japanese Agricultural Standards)の素材(丸太)、製材(板など)を初日に学びました。

丸太は4分割したうえで、節が有る無し、1面にあるか、2面にあるか、クサレや曲がり等で、等級が変わり値段が変わります。一等二等など。
土場では、A材、B材、C材。一般材、低出材などと別れているが、それともちょっと違う。が、二等以上を一般材。等としているはず。
針葉樹と広葉樹でも違う。

製材も構造用や下地用などと別れているが、割れや節などで1級2級等に分かれている。
工場の現場にて、出来上がった流れてきた製材を人が確認して級を判別する。と人の技術で判断をしている工場が多い。

製材の土場?
バーカー(丸太の皮むき機)
バーカーの制御装置

寒波が来ていたため-15度で外で丸太を見たりで寒かった。工場も丸太搬入のために大口が空いてるとかあったし。が、製材はそんなものかしら。
画像真ん中は広葉樹のバーカー(皮むき機)であり、人が前後に機械を動かして皮を剥いています。太さは110cmまで対応できるとのことですが、やはり時間が掛かります。この工場では1日20㎥の皮むきだそうですが、広葉樹は丸太が高価なため、手作業で製材化することが多いので、その速度で大丈夫なんだと思います。
右の画像は針葉樹のバーカーの制御装置です。バーカーのメーカーに見学に行きました。
こちらは太さ45cm~85cmぐらいの針葉樹用が販売されていますが、自動で皮を剥きます。1分間に5本以上剥いたりできるので、1日何㎥になるんだろう・・・

広葉樹の工場や建築のプレカット工場などを見学してきたけれど、ロシア、中国、北米、欧州などと外国からの輸入した素材や製材を使用していますが、
国内の材を使うよりは輸入しても安いらしいですが、色々と問題があったりして取引先を探すの大変そう。日本の規格は海外に比べて煩いから、あんまり面倒な注文すると売らねーよ。と言われる現状。客は多いだろうからなぁ。

木材流通コーディネート 振り返り 木材流通の実態と課題

A.燃料材の増加
・輸入も輸出も用材は変化が少ないが、燃料材が増えている。
・ただし、燃料材は地産地消ではなく別の場所から持ってくることが多い
 輸入:カナダやアメリカ等の大型製材所で発生する端材を輸入
     製材用が元のため乾燥代を別途掛けないため安い。輸入しても国内の7割ほど
     木材生産地域であっても、乾燥代を考えると国内の別地域からの仕入れが多い
スギ花粉対策への予算が付いた。これから杉の伐採が進むはず
 →伐採した木材を利用するために乾燥需要が増加するはず
  早めに乾燥を安くできるように対応する形となるはず。
B.輸入と輸出
・日本からの輸出も増えている
 製材より丸太での輸出が多い。製材にすることによる手間賃を稼げていない。 
  講師談:港に大きな製材所を作り、船の中で乾燥を掛ける。
      移動には5日~1カ月掛かる。陸で乾燥し、海でただ運ぶだけは勿体ない。
      舟の中でプレーナーまでかければ、おが粉をさらに燃料にできるしいいのでは。
C.流通システム
・大規模工場の作成
 大規模工場設立時に地域で素材の供給量を約束したが、守られなかった。
  既存の付き合いを残すために市場に流し、市場から県外に流れるとかしていた。
  工場から素材需要量を各社の携帯に流し、各社が早い者勝ちで契約を結ぶ
   市場が手数料が取れなくなると反対したが、携帯にデータを流す仕事を市場に任せた。
   手数料率は下がったが、直送になったため土場で検知や積み込み作業が無くなったため、儲けは増えた。
 →流通の改革により、無駄が減り、win-winの結果となった。CO2排出削減にもなっている。
  →北海道は、市場がないため、そううまくいかないが。
D.ドイツの流通システム
・素材生産は全木、全幹で道端に置いておき、短幹化しない
 →玉切り等は、工場側が行う。 
  →工場が欲しい長さで短幹化できるため、素材生産側が長さに悩む必要がない。
 →最近は、ドイツではICTハーベスタは流行らないらしい。
・日本は短幹化にコストかかりすぎ。短幹化することにより、売り先が減ることになる
 本州:4m,3mで切っておけば大体いい
 北海道:1.9m,2m…365cm など種類が多すぎる
E.公共建築・地域材利用の課題
・四月一日から年間で予算消化しないといけない。
 単年度予算では、地域材利用は難しい。
 6月に入札が始まり3月に完成。と8カ月しかない。動き出しが遅くて入札が遅いと6カ月で…
 素材生産を製材化、乾燥。プレカット。も必要だから突貫工事になってしまう。
 地域材を利用するわけじゃなければ、プレカットから始まるからマシになる。
F.北海道の木材流通
・商社が中心的に流通を担っている
 →商社から年度ごとに素材生産量の依頼が来る。
  →依頼以上の生産を行っても購入して貰えない。と考えると頑張る気がしない。
 →素材販売からお金の入金までの問題を商社が解決している部分がある。
  市場では都道府県が与信しているが、北海道では商社が与信している。
  他社へ材を流すと与信が切られる…?
・素材の径級ごとの長さが細かすぎる
 ハーベスタのオペレータの技術や手間が大きい。
 

感想:
B.船の中でプレーナーという話あったけど、しない物を販売でいいのでは?
 燃料の重油を燃やしてる熱量だけで乾燥いけないのだろうか。
E.地域材利用は、公共が先導するべき。という考えをしていたが、単年度予算で考えると難しい。というのは盲点だった。複数年度会計は面倒なんだろうか。
全体.各事業体で問題/課題/商品として使えるもの を認識していない。というものが結構ありそう。
  それらに気づく、解決する。というのには、様々な事例を知る。知識を得る。というのが大切だと思う。コーディネータって大事だと思う。

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