森林・林業概論 生物多様性
A.多様性の種類
遺伝子の多様性、種の多様性、生態系の多様性。 とだいたいいつもと同じ3種。が、
生態系の多様性の定義が難しい。 カラマツ人工林。ミズナラ天然林。はそれぞれが生態系。
ただ、森という生態系にも纏められる。どこまでを範囲とするか。というのが条件付けに影響でる。
B.日本の取り組み
水土保全への取り組みを昔から行っている。
明治29年:河川法
明治30年:砂防法
明治30年:森林法
そこから、保安林があり水源地涵養、土砂流出防備など 公的機能を設定し
私有林であっても、伐採に制限を掛けたりしている。
C.森林と水や土砂
・「緑のダム」という話はあるが、蒸発散により雨水を川などに流さないで天に返してしまう。
それなのに、ダムなの?については、保水して夏の雨を秋~春にかけても
放水するからダムと言っている。(トータルとしての水量は減っているよ)
・森林を皆伐しても、根っこが腐るまでは結構土砂崩壊しない。
根っこが腐る前に新しい苗木を育てて、根っこを育てることで危険を減らすことができる。
皆伐後5-10年ぐらいが一番 支持力が落ちるんじゃないかな。
D.森林の機能について

授業中に出てきたスライドでいい図。
森林機能-木材生産、土壌保全、水源涵養
と並列記載されることが多いが、森林というのは単機能ではない。左記の画像のように複数の機能を持っている。というのを忘れさせている気がする。
こういうのって、小学校の教科書とかに載せて欲しいよねぇ。光合成のCO2→O2のCの行先とか。
画像:森林の多様な機能を発揮させるために 山梨県森林総合研究所 より
土が動けば植物は育たない。(傾斜地で水で土が流れるような場所では定着できない)
そのため、筋工などで土が動かないようにして樹を育てる。
木が育つことにより根っこ等により、さらに土が動かなくなり土壌が保全される。
土が動いて川に流れ込むなどしていると、河原や海で砂漠が広がる。や、石で河原が埋まって伏流水河川となり植物が育たない。とか起こる。
E.自然再生について
・自然が創るまでゆっくり待つ
急ぎ過ぎずに環境を見極めてどこまで手を出すかを考え、自然に任せるところは年数を掛かっても任せる。


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