森林林業概論 北海道の野生動物保護管理
基本的には、エゾシカによる食害についての内容が多かった。
A.シカ被害
・道内だけで50億円以上の農業被害
・林業は被害額を計上しづらい・・・
・鹿による交通事故が15年で2倍以上に増加。2000件→4000件とか
・電車への影響。釧路だけではなく、胆振や稚内、旭川の東側とかも事故が増えている。
・増えすぎると林内でササすらなくなり、土壌があらわになり流出が起こる。鹿がいなくなっても植生の回復は難しい。
B.クマ被害
・デントコーンの農業被害がとても多い
・人的被害が大幅増加中
C.アライグマ被害
・高単価な作物による農業被害が多い。
・家の屋根や床下に生息し、感染症の原因となることも。
D.エゾシカ管理計画
・5年1期で6期目の計画期間中
人間活動とエゾシカの軋轢軽減、適正な個体数管理などなど
・個体数指数による管理水準
①大発生水準、②目標水準、③管理下限水準、④絶滅回避水準 ①~③に収めるようにする
東部地域 大発生水準を大幅超過。下回ったことが無い
北部地域 大発生水準を大幅超過。2000年頃からずっと上回っている
中部地域 大発生水準を大幅超過。下回ったことが無い
南部地域 個体数指数自体が未設定。が2010年からで3倍になるほど増えている
・個体数の確認
自動撮影により頭数の把握が容易になってきた。
森林・林業概論 林業・木材産業税制
A.税とは
財源を調達し、所得を再分配し、経済を安定化させる
B.山林所得について
所有期間が5年を超える山林を伐採して譲渡したり、立木のまま譲渡したことによる所得
C.税金の種類や優遇について
なんか色々いってた。直近の学生には軽油引取税の免税ぐらいが関わりそうな話?
D.質問
・山林所得、雑所得などあるが、山林所得が一番税金が低い。
・特別控除(一事業上限50万)を考えた場合に、小班を纏めて施業するより、年度を分けて
収入金額が100万円*2。 収入金額が200万円*1。と事業を分けた場合、
100万*2の方が 50万円儲けが多くなる。
感想:
B.山林所得の計算方法とか細かく教えてくれたけど、計算方法を教えられても覚えられない。
必要になった場合は、定められたとおりに収めるしかないんだから覚える必要もないだろう。
どのように事業をすると税金を抑えられ収益を上げることができる。という内容でやってくれないと興味引けないよ。
地域と森林・林業 林業人講座 ドイツ林業見聞録
A.ドイツの林業概要
| 日本 | ドイツ | |
| 国土面積 | 3700万ha | 3500万ha |
| 森林面積 | 2500万ha | 1100万ha |
| 森林率 | 67% | 32% |
| 森林蓄積 | 52億㎥ | 36億㎥ |
| 木材生産量 | 2000万㎥ | 5000万㎥ |
赤線の上側がドイツ
下側がスイス
ドイツは標高1000m近くても左記画像のように路網が発達しており、人が入りやすい環境でもある。
私有地森林であっても誰でも立ち入って散策、山菜の採集を行ってもよい。
B.ドイツの森林作業士と人材育成
・国家資格を有する林業技術士
造林、育林、伐採、搬出、林道メンテナンス、景観整備、病害虫、獣害対策、野生動物保護、狩猟…
・マイスター制度
徒弟、職人、親方。
企業で働きながら職業学校で専門知識・理論を学ぶ。2~3年の訓練後「職人」資格を受領。
手鳥足取りでとりあえず切れ。という教育方針だったらしい。3週しないうちに1日2,30本とか。
・職業学校
ドイツ内に19ヵ所。2週間*4回通って修了試験。
さすがにドイツでも林業は学校の数が作れないので、合宿所付。
・マイスターによるOJT、職場と学校が理論と実践の両輪で教育
・外国人でも費用は全て0円。 ドイツの税金で賄われてる。
C.労働安全衛生
・黄色やオレンジは視認性だけではなく、近くにあるように見える。から気を付けよう。の効果などもある。
・救助地点が定められている。
すべての森林から10分以内にアクセスできるように配置(3~5地点/1000ha)
「DA-401」と地点番号を言えばわかる。日本のようにどこの道を右へ左へなどはない。



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