組合概要
苫小牧広域森林組合は、旭川から3時間弱。苫小牧市からは1時間ぐらいの距離にあります。
右の画像のように、胆振地方の2市4町(むかわ町・厚真町・安平町・苫小牧市・白老町・登別市)で森林施業に関わる仕事をしています。
下記の4つの事務所と工場で事業を行っています。
・本所(むかわ町穂別:上記Google map の目的地の場所)
・厚真支所
・苫小牧支所
・白老支所
| 職員数 | 42人 工場含む |
| 組合員数 | 約1000人 |
| 面積 | 3万ha以上 |
苫小牧市のように、すぐ上が国有林かつ都市型となっているために、1組合員の面積は狭そうな地域を抱えているにも関わらず、この面積。
広すぎます。
2004年,2007年に森林組合の合併等を行っています。
それまでの地域ごとの組合員との仕事のやり方の違い、気候の違い等があるため、事務所も多いです。
むかわ町周りはカラマツが多く、また、工場への持ち込みも盛んのようです。
苫小牧より西は、トドマツが増えてくる模様。雪の量が影響してそうですね。
噴火湾の周りは雪が少ないんですけど、住みやすい場所は開発されてますからね。
また、2018年9月6日に北海道胆振東部地震で大きな被害を受けた厚真町を含んでいます。
崩落の衛星画像、新たな小班情報はあるのですが、未だに道の修繕ができていないため、奥まで車で入ることができない場所もある。等で、実際に行って、くい打ち等の境界出しができていません。
また、斜度の問題、土壌の流出や天然更新の進み具合等により、植栽を行うか決めかねている場所も多く、いつ復旧が終わるかはまだ分からない状況とのことです。
左記の画像は、手前がカラマツの植栽列ですが、奥の崩落地の緑は、天然更新の結果です。
このまま落葉で土壌ができていけば活着していくのかもですが。
崩壊斜面に草を生やして土壌を作ろう、雨による崩落を防ごうとしているようですが、あまり上手くいってないようです。ここはまだいい方のようです。
これは車の中から林道上方に対して撮影しました。道のそばで優先度が高く、実施されたのだとは思います。
上の画像のような崩落地は、これも行われてないですし、手が回らないのがよくわかります。
工場
2022年に竣工した新しい工場であり、年間3万㎥以上の素材消費量が計画されています。
が、既存工場も稼働している模様。
下の画像のように、原木を並べていますが、消費しきっちゃうようです。
※工場は、1年の時に 2022/10/19-20 地域見学(胆振、日高) で見学しています。
そちらの画像はペレット工場だけでしたが。
大阪の会社と提携して、トドマツの防腐処理加工も行っています。
こちらの防腐処理は、土木事業向けに製造しており、30年以上の耐容年数を。という製品となっています。
また、環境にも配慮されており、河川流出した場合を想定しての検査も行っていますが、洗剤より安全。というものらしいです。
左記画像のように、防腐剤が中まで入っているので、耐用年数が長いのでしょうね。
インターン作業

治山のために、道の崩壊の情報取得も行いました。
幅、深さをいろんな角度でパシャリパシャリ。
補修の申請は写真や計測が多めでした。
間伐後の検査です。
標準地調査を行った際のピンクテープが巻かれているのが見えます。
ピンクテープには、標準地内に何本の樹が存在し、何本伐木するのか。が記載されていて、その通りに間伐が行われたかを確認しました。
伐根を確認するのですが、枝条の下に隠れていたりで探すの大変。
インターン中で一番多かったのが、保育間伐を行うための標準地検査でしたが、面白い場所がありました。
上記の写真は、ほぼ同じ場所で、ほぼ同じ11齢級ですが、グイマツとグイマツ雑種f1の違いがあります。
道の右側のf1は育っており、樹高も同じ感じで揃って成長していますが、
道の左側のグイマツは、グイマツより侵入木が目立っている感じです。
※左側は、保育間伐を行うとグイマツが減りすぎる。除伐する?という所有者との相談案件に。
グイマツは、成長が遅い。というのはありますが、ここの土地に合わなかったのでしょうか。
学院では、若齢級の標準地調査は行っていませんでしたが、これらの林分に突っ込んで標準地調査を行うのは結構大変でした。
20*25mの標準地内に、カラマツ等の本体木が何本あるか。をカウントし、間伐対象に目印テープを付けるのですが、若齢級のカラマツは、足元から頭の高さまで、枯れ枝が張り巡らされている。
本数カウントのため等に、何度も標準値内を往復するのですが、
ヘルメットとつば付き帽子を被ってるので、手と頭で押しとおるつもりでやってると、顔どころか目にまで枝が飛び込んでくる。基本は裸眼の私ですが、眼鏡装着するべきと思いました。
一度、保育間伐が入ると、次の間伐まで10年は空くので、樹木の本数が減っているうえに、風や鹿等で枯れ枝が落ちるので、人が歩くのは楽になるんですけどね。
他にも、色々と経験させてもらいました。
・ドローンを飛ばしてオルソ画像を作成し、所有者との打ち合わせ資料を作成。
・胆振東部地震で道が崩落したため、林道作成の完成出来高測。
・主伐のための標準地調査(胸高直径、樹高計測も有り)
・森林所有者との打ち合わせの同席
初の森林組合へのインターンでしたが、色々な林分を見ることができて楽しかったです。
宿泊先のお世話もしてもらいとても助かりました。
森林組合の仕事は、多種多様に及び、色々と走り回ることが多く大変と感じましたが、
多くの人と接する仕事でもあり、大事な仕事だと学びました。
むかわ町植樹祭 マザーズ・フォレスト町民植樹祭


5月と言えば植樹祭の季節。むかわ町も植樹祭がインターン期間の土曜日に行われました。
今回は、今までの植樹祭での植え付けに対する捕植。という形で行いました。
前日に、植樹祭用のトドマツの苗木が寄贈されたのを、森林組合として掘り取りをしたので、それが植えられるところを見てみたいと参加させてもらいました。
結構な数の参加者が来てくれたため、結構すぐに300本が植えられました。
捕植だと移動距離が増えるので300本を植えるの、苗を持ち運ぶのが大変なのですが、人数というのは偉大です。
むかわ町は、森林への取り組みが盛んというのがよくわかりました。
むかわ町
むかわ町は、海側の「むかわ」、山の中の「穂別」と住宅が分かれています。
2006年に鵡川町、穂別町が合併したので分かれているのですね。
むかわ側は、苫小牧も近く、海沿いのため宅地開発しやすかったのでしょうか、買い物は困りません。
穂別は、ちょっと買い物に苦労しました。
が、穂別は化石が結構産出され、それらが展示されている博物館があります。
と、発掘された化石から復元して展示しています。
首長竜なんて8mあり、入り口入ってすぐのために、とても目立つ展示でした。
が、目立たないけどさらに太い展示が実はあった。
展示場に上の真ん中のカムイサウルスがあったため、これかぁ。と思ってたのですが、博物館を1周して休憩して、首長竜をもう一度。と思って見上げたら発見。
もっとでかいカムイサウルスがいたぁ。
画像下部には、受付があるため大きさは大体わかると思いますが、8mのサイズとのこと。
海と違い陸で体を支える足の太さがより大きく見せてきます。
1/5サイズではなく実物大復元されたらもっと目立つだろうなぁ。
博物館の土産物。
恐竜リストバンド。
え、この発想はなかった。という商品。
これ、需要はどこにあるんだろう。子供がかわいいー。という人形替わりだろうか。
腕につけて遊びに行ったら、汚すか落とすかしてきそうで怖い。
と思ったけど、YouTuberの相棒とかにちょうどいいのか?手を塞がないし!!




















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