森林林業概論 森林を巡る地球環境問題
前回(森林林業概論 北海道の森林・林業・木材産業)の続き
A.森林所有者の不在村化
施業の集約化が行えず、コストが掛かっている
→立木価格へのコストにもなる
→山元立木価格が低くなるため、持ち主の意欲も下がる
B.森林破壊の最前線
・アフリカ、中南米の森林減少が速い。
・アジアは、中国が植林を頑張っているため?増加傾向にある。
・熱帯の森林は一度伐採すると、回復がしづらい。
気温が高いために土壌の微生物分解が活発であり、土壌が薄い。
土壌が薄いのに、雨が強いため流出しやすく、再繁茂がしづらい。
C.焼き畑農業
歴史的な焼き畑農業は、環境破壊としてはそんなに大きくない。
焼く→数年畑→10年とか放置:木が生える→焼く であり、木という意味では維持している。
完全な畑化よりはマシ。
D.森林破壊を止めるための取り組み
・クリーンウッド法(2017年施行)
合法伐採木材などの流通及び利用の促進に関する法律
・森林認証制度
FSC,PEFC等
日本の森林認証を受けた面積は少ない
日本=9%
・フェアトレード(公正な貿易)
フェアトレードの商品は、値段が高い。
途上国の生産者から安く材料を購入していると値段が安い。
生産者への還元率を高めた商品。
・京都議定書(1997年)
・パリ協定(2015年) COP21で採択:175か国が署名
E.国連の持続可能な森林経営に関わる議論
・1992年 国連環境開発会議 アジェンダ21(持続可能な開発のための行動計画)の採択
・2008年 モントリオール・プロセス(森林経営の持続可能性を評価する基準・指標)
F.パーム油 の問題
・ショートニング、マーガリン、植物油脂、乳化剤、香料 に、パーム油が含まれていることが多い。
・パーム油を生産するために、天然林を伐採し、人工林を作るため
生物多様性が破壊される
・パーム油は生産性が高い
他の油に変更しようとすると、さらに土地が必要になるため自然破壊が増える可能性がある。
→油自体を使わない。の方面に進まないとどうしようもない。
感想:
B.気候変動により中国の砂漠地域に雨が降るようになり、自然環境が回復傾向にある。というのを
聞いたことがある。植林と併せて大きな効果が出ているのではないか。
森林林業概論 森林認証
A.森林認証制度の生い立ち
・1992年 国連環境開発会議
「森林原則声明」を出す
→上記を参考に森林認証制度の構築
1993年 FSC
1999年 PEFC
B.森林認証が目指すもの:理念
席になる森林管理を通じた地域の健全な環境、社会、経済の実現
・適切な森林管理による持続的な林業経営
・木材の循環利用による林業の活性化
・健全な社会・経済の構築と環境保全
C.森林認証管理団体
・FSC 森林管理協議会 北海道4.7万ha
環境対策が柱:紙加工の取得が多い
・PEFC PEFC森林印象プログラム 北海道140万ha
林業経営が柱:各国個別の認証制度の相互承認を推進。世界140カ国が支持
D.森林認証のメリット
基本なし。売り先が増えるかも。ぐらいかな。

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