木材加工 木材加工の最新技術
2022/12/14追記
講師の方へメールで質問し、回答を頂いたので少し追記。緑字
A.木材建築
銀座のビルや世界最大の木造建築。
役所だけではなく、事業体の建物も、集成材/CLTのおかげか木材の利用が増えている
B.人工林材の特徴
・人工林は光を当てて成長を促進するため、年輪が広がる。未成熟材部分も大きくなる。
※未成熟材:2022/11/30 森林経営、木材加工
・未成熟材は強度が弱い等の問題がある。
海外では25年で50cm級まで育てる国もあるが、建材には向いていない。
C.樹種の特徴
・カラマツ:成長部材は硬い。未成熟材(芯)は柔らかくねじれ易い。
芯を抜いた使用法として、パレットや梱包材になりやすい。
もしくは、切削・接着による集成材とする
・トドマツ:低密度の割に硬い。
収縮率が高いために割れやすい。
含水率が高いため、建材として質を揃えるのが難しい。
・スギ :硬さは低いが、粘り強く曲げ強さも低くない。ねじれが少ない
含水率が高く、ばらつきも多い。
薬剤の注入性がよい。
・グイマツ雑種F1:材は硬く、ねじれがカラマツより少ない。
・普通の乾燥ではなく、コアドライで行うと、捻じれや割れの対策になる。
→コアドライを行える道内企業は少ない。
乾燥日数も1カ月掛かったりするため事業として難しい。
※現状、カラマツのコアドライはあるが、トドマツは見当たらない
D.集成材/CLTの特徴
・板を集成/接着したもの
・板の強度選別をすべてで行い、組み合わせることで、
目的の強度を出す。バランスのいい強度を出す。等のメリットが大きい。
・寸法、形状が自由
・カラマツは杉より強度が大きいため、芯を抜いて集成材/CLTとすると有利
※東大寺大仏殿(1709年再建)の柱も接着剤を使用しない集成材?という話が面白い。
・コンクリートより1/5の重量で、現場で乾燥する必要もないため、建築の工期は短くできる。
感想:
D.北森カレッジの有る林産試験場にCLTの建物があるが、
予算の都合でガラスを減らし、CLT面積が増えた。というのは面白い。
D.集成材→CLTの開発までに100年ぐらいの時間が経っている。
平行方向に材を固めるのと、垂直方向に材を固めるだけの違いなのに、なぜこんなに時間が掛かったのだろう?明確な理由は分からない。
日本の場合は、縁側のように柱を立てて、ガラスや扉で壁の代わりとする形式が長かったために、柱優先主義なのはわかる。が、海外でもこんなにかかるとは。
構造物の耐久性や耐震性などを向上させる、新商品を作り出すための研究は常に行われてそうなんだけど。
森林経営 森林・林業政策
A.政策とは
・政策目的の設定
①問題を発見 ②課題の選定 ③目標の設定 ④手段の検討
・政策手段の立案
①手段の探索 ②手段の発送 ③手段の選定
・政策課題とは
社会に存在する問題のうち、行政が対応するべき対象として選定するもの
・時代を読む
コロナの影響
→貿易が減る→パレット材が売れない→カラマツ不要→原木が余る→伐採/再造林が減少
アメリカ住宅ローン金利引き下げ
→住宅需要の急増→国内需要の増加→日本向けの輸出減→日本での木材価格の上昇
・政策の立案は行政だけではできない
現場もアンテナを張り、発信する

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