座学

2022/11/21 木材加工、森林路網

座学

木材加工 木材の構造と特性

A.樹木と草の違い
 樹木:幹が年を経るごとに太る(肥大成長)
 草 :幹が毎年太くならない(地上部が毎年枯れるものが多い)
 ※ただし、バナナは草
B.樹木の形成
 木部(導管):内側。水分を通す
    早材(春材):春から夏にかけてできる。水分通導機能。色が薄い。
    晩材(夏材):夏から秋にかけてできる。繊維(樹体支持機能)。色が濃い。
    上記の二つで年輪を形成。
 師部(形成層、師管):外側。栄養を通す
C.木材の段目と方向
 柾目(まさめ):樹幹の中心(随)に沿って、縦に木取りしたときの断面
 板目(いため):樹幹の軸に並行で、随を通らない縦の断面
 画像を見ないとわかりづらいので、リンク先で確認してください。
 第77回 「柾目と板目の違いについて」 – 梅江製材所

2022/11/29追記
自作画像の流用許可を得たため追加。


D.木理
 木理:木材を構成する細胞の種類、大きさ配列の仕方。乾燥時の曲がり等に違いがある
 通直木理:繊維が樹幹の軸に平行
 旋回木理:繊維が樹幹の軸に平行になっていない カラマツ等。芯持ち材の方がねじれやすい
 波状木理:繊維がが波状に材面に現れる
 カラマツの旋回木理と材質
E.樹木の細胞組織
 針葉樹:仮導管。進化が遅れており、導管と繊維機能が弱い。
 広葉樹:多種ある。
   環孔材:導管が年輪の幹側に配列。
       年輪幅が狭いと導管ばかりで繊維が足りないため柔らかい。
   放射孔材:導管が放射状に配列。
   散孔材:導管が年輪に関わらず一様に配列。
 ニシザキ工芸(株)塗装部 工房日誌 2 【木材の知識】散孔材と環孔材の違いについて
F.木材の成分
 セルロース:40-50% 色々利用
 ヘミセルロース:10-30% あまり利用されていない
 リグニン:20-30% 細胞と細胞の結合を強固にする
 その他:灰分、油脂、樹脂、精油、タンニン、色素など
G.木材の性質
 木は鉄などより火災に強い。
 燃えるけど、人が逃げるぐらいの時間を稼いでから建物が崩れる。
 クレバリーホームinfo 木造VS鉄骨 火災に強いのはどっち?
感想:
・文字だけでは説明できないものが多く、リンク先で画像と合わせて覚えないと大変。

森林路網 測量

A.曲線の設置
・林道:R12m以上のみ規定
 一般公道:R規定のみではなく、カーブの長さも規定されている。
  例:設計速度30kmの場合は、カーブが最低25mは必要(BP→IP間)。3秒ルール。
  ※道を通る人を安全に通行させる義務がある。
BP→IP→EPの直線に対して、内側から円を設置する。
・SP20,SP40等20mごとなどに杭を打ち、道を作るルートを決定する
・曲線の3約杭:BC,MC,EC ※林道用の用語 一般はMC→SPらしい 
・曲線の3要素:TL,CL,SL
  

略称正式名称意味
BPBeginning Point線形の始点
BTCBeginning of Transition Curve緩和曲線の始まり
BCBeginning Curve単曲線の始まり
IPIntersection PointBP及びEPの接線方向角を結んだ交点
ECEnd Curve単曲線の終わり
ETCEnd of Transition Curve緩和曲線の終わり
EPEnd Point線形の終点
TLTangent Length接線長
CLCurve Length曲線長
SLSecant Length外割長
RRadius of curve半径
SPStation Point測点。20mごとに点を付けたりする。
測量士補試験 重要事項 応用測量 「路線測量 単曲線の設置 ..

B.円周率のπは定数ではなく、180度の角度を示す。ラジアン
 度分秒による計算が必須。
 カーブでBC→SPの位置を決めるためには、計算が必要。 L=2*R*sin(Θ/2)

C.水準測量の仕方
・縦断測量:斜面角度の測量
 レベルによる測量のやり方。
 基準点の地盤高GHのポールの高さ、機械高さと測量位置の高さで計算する。
・横断測量:車道の左右間の測量
 中心から脇に対して(例)2mに何m下がるか、上がるかを10cm単位で測量する。
 2mポールに水平器を付けて上下計測する。
・機材の水平設置の仕方
 

 

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