木材加工 木材の構造と特性
A.樹木と草の違い
樹木:幹が年を経るごとに太る(肥大成長)
草 :幹が毎年太くならない(地上部が毎年枯れるものが多い)
※ただし、バナナは草
B.樹木の形成
木部(導管):内側。水分を通す
早材(春材):春から夏にかけてできる。水分通導機能。色が薄い。
晩材(夏材):夏から秋にかけてできる。繊維(樹体支持機能)。色が濃い。
上記の二つで年輪を形成。
師部(形成層、師管):外側。栄養を通す
C.木材の段目と方向
柾目(まさめ):樹幹の中心(随)に沿って、縦に木取りしたときの断面
板目(いため):樹幹の軸に並行で、随を通らない縦の断面
画像を見ないとわかりづらいので、リンク先で確認してください。
第77回 「柾目と板目の違いについて」 – 梅江製材所
D.木理
木理:木材を構成する細胞の種類、大きさ配列の仕方。乾燥時の曲がり等に違いがある
通直木理:繊維が樹幹の軸に平行
旋回木理:繊維が樹幹の軸に平行になっていない カラマツ等。芯持ち材の方がねじれやすい
波状木理:繊維がが波状に材面に現れる
カラマツの旋回木理と材質
E.樹木の細胞組織
針葉樹:仮導管。進化が遅れており、導管と繊維機能が弱い。
広葉樹:多種ある。
環孔材:導管が年輪の幹側に配列。
年輪幅が狭いと導管ばかりで繊維が足りないため柔らかい。
放射孔材:導管が放射状に配列。
散孔材:導管が年輪に関わらず一様に配列。
ニシザキ工芸(株)塗装部 工房日誌 2 【木材の知識】散孔材と環孔材の違いについて
F.木材の成分
セルロース:40-50% 色々利用
ヘミセルロース:10-30% あまり利用されていない
リグニン:20-30% 細胞と細胞の結合を強固にする
その他:灰分、油脂、樹脂、精油、タンニン、色素など
G.木材の性質
木は鉄などより火災に強い。
燃えるけど、人が逃げるぐらいの時間を稼いでから建物が崩れる。
クレバリーホームinfo 木造VS鉄骨 火災に強いのはどっち?
感想:
・文字だけでは説明できないものが多く、リンク先で画像と合わせて覚えないと大変。
森林路網 測量
A.曲線の設置
・林道:R12m以上のみ規定
一般公道:R規定のみではなく、カーブの長さも規定されている。
例:設計速度30kmの場合は、カーブが最低25mは必要(BP→IP間)。3秒ルール。
※道を通る人を安全に通行させる義務がある。
・BP→IP→EPの直線に対して、内側から円を設置する。
・SP20,SP40等20mごとなどに杭を打ち、道を作るルートを決定する
・曲線の3約杭:BC,MC,EC ※林道用の用語 一般はMC→SPらしい
・曲線の3要素:TL,CL,SL
| 略称 | 正式名称 | 意味 |
| BP | Beginning Point | 線形の始点 |
| BTC | Beginning of Transition Curve | 緩和曲線の始まり |
| BC | Beginning Curve | 単曲線の始まり |
| IP | Intersection Point | BP及びEPの接線方向角を結んだ交点 |
| EC | End Curve | 単曲線の終わり |
| ETC | End of Transition Curve | 緩和曲線の終わり |
| EP | End Point | 線形の終点 |
| TL | Tangent Length | 接線長 |
| CL | Curve Length | 曲線長 |
| SL | Secant Length | 外割長 |
| R | Radius of curve | 半径 |
| SP | Station Point | 測点。20mごとに点を付けたりする。 |
B.円周率のπは定数ではなく、180度の角度を示す。ラジアン
度分秒による計算が必須。
カーブでBC→SPの位置を決めるためには、計算が必要。 L=2*R*sin(Θ/2)
C.水準測量の仕方
・縦断測量:斜面角度の測量
レベルによる測量のやり方。
基準点の地盤高GHのポールの高さ、機械高さと測量位置の高さで計算する。
・横断測量:車道の左右間の測量
中心から脇に対して(例)2mに何m下がるか、上がるかを10cm単位で測量する。
2mポールに水平器を付けて上下計測する。
・機材の水平設置の仕方



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