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2020/08/20 森の魅力発信し隊:ICTハーベスタセミナーい

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2022/05/19 労働安全衛生、森林・林業概論 で加入した、森の魅力発信し隊の勉強会に参加してきました。
2022/06/06 林業機械実習 の日立建機さんのバリューパッキングを導入しているハーベスタを実際に見てみよう。という内容です。
林業従事者が10人ほど参加しました。学生は私一人。

日立建機さんの取り組み

ICTを活用し作業工程を見える化

①事業地選定
②概略設計
③現地調査、現地踏査
④採算検討見積
⑤作業道開設
⑥出来高測量
⑦伐採
⑧木材搬出

今回は⑦についてですが、⑤を除いては「見える化」のシステム提案を行われているようです。
前職がシステムエンジニア/プログラマのため、スケジュールの作成/進捗確認のために、「見える化」の重要性を認識しています。
④の画像にもありますが、「所有者の同意」とありますが、提案し認識を一致させれば、
静岡の間伐のような問題も起こらないと思うのですが。

バリューパッキング

左から根本から上部へ並んだ短幹です。
3m,3m,2.4m,4m,4mで切断されています。
※3mには青スプレー有

全て同じボタンで切断をしましたが、バリューパッキングのシステムでこのサイズで切断されました。
※ハーベスタは、ボタンで切断長さを決めることが多いです。

間に2.4mを取ることにより、1本の木から木材を作る際に最も高く売れる。とシステムが判断したためです。

上記の2.4mには、参加者も疑問を持っていました。

前提
・木材は細い方の切り口の直径(小口)で太さを測る。
・施業位置により、木の太り方は似る。
そのため、最初に木の長さや位置による太さの変化をデータ化しておきます。

そのデータから、下記の判断をシステムが行いました。
・2.4mではなく3mで取ってしまうと、小口が小さくなり一つ下の値段となってしまう。
・最後の4mを作れなくなる。
上記の複合により、1本の木から短幹を作成する際に、2.4mを取った方が高く売れる。ということです。
※オペレータ(乗務員)が、やはり3mに切るべき。と判断した場合の修正も容易です。

林業従事者も、木の下部を長く取るようにすることが多い。下部を切断中に、上部の枝が多い箇所の太さ等を予測して、うまく切断するのは難しい場合がある。と納得していました。
バリューパッキングを使用している林業家の方も、施業速度があがったと話していました。
前のハーベスタより馬力が上がっているのも影響は大きいとのことですが、2倍以上の施業速度になったそうです。

システム

・システムはパソコンで基本的な情報を入力し、USBメモリで重機に取り込むことができます。
 情報の入力は、慣れると30分ほどでできる。とのこと。
 山は電波が届かない場所があるため、USBが一番。
・現場ごとに、データを管理することが多い。
・重機の中でも情報の修正は可能。
 ※現場が異なっても、パソコンを使用せず、調整して使用可能。
・直材、曲がり材、樹種等の条件*長さ、太さごとの値段を設定可能
・注文を受けていて、優先して取りたい材にも対応可能
・冗談交じりだとは思いますが、スプレーが喜ばれている。という話がありました。
スプレーは赤、青があり、「赤、青、赤青」の3種類を、短幹に吹き付けることができます。
どの太さ長さに、どのスプレーを付けるか。も設定できます。
上記画像の場合は、3mかつ太さが一定以上に吹き付けられています。

・他にも色々できるはず!!

感想

・2.4mの切断を挟む。というのを林業従事者が納得したのを見て、いいシステムだなと思いました。
・セミナーの感想会で、顧客に「なんでこのサイズで切断したの?」と聞かれた場合に、システムが判断したため。で納得はしてくれない顧客もいるから、バリューパッキング無しでの切断の経験も積んだ方がいい。という話も納得しました。
・林業従事者と直接会話をすることができたのは嬉しかったです。


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